ホーザンP-958 VVFストリッパーをおすすめする理由と注意点


技能試験に向けて、どんな工具を選ぶか迷っていませんか?
限られた時間の中で、正確な作業を求められる第二種電気工事士の実技試験では、工具の使いやすさが合否を分けることもあります
ボク自身、ホーザン製のVVFストリッパーP-958を選び、試験本番で使用しました
結果、作業時間に余裕が生まれ、落ち着いて見直しもできたことで無事に合格できました
この経験をもとに、P-958の魅力と注意点をわかりやすく伝えられたらと思います
目次
おすすめ理由と注意点
P-958は技能試験での作業効率を劇的に上げてくれる
ホーザンP-958 VVFストリッパーは、第二種電気工事士の実技試験で使用可能な工具です
技能試験では「指定工具7点」の持参が必須ですが、それ以外の補助工具としてP-958を使うことは認められています
この工具の最大の特長は、1本で「測る」「切る」「剥く」「のの字曲げ」まで対応できる万能さになります
とくに、VVFケーブルの外装や芯線の被覆を正確かつ素早く剥けるため、作業時間の短縮に直結します
なぜおすすめなのか?その理由は「工具の持ち替え削減」
ボクがP-958をおすすめする一番の理由は、工具の持ち替え回数を大幅に減らせることです
試験本番では時間との戦いになります
たとえば、ケーブルの長さを測るためにメジャーを持ち、次にニッパーを持ち、さらにストリッパーに持ち替える
こうした一連の動作は、思った以上に時間をロスしていきます
しかし、P-958には目盛り(スケール)があらかじめ印されており、長さを測る作業がそのまま工具上で可能です
持ち替え不要で「測って→切って→剥く」が流れるように進められるのです
この時間的余裕が、見直しの時間を生み出し、結果的にミスを減らして合格率を上げることに直結すると実感しています
実際に使って感じたメリットと注意点
◎ 実際に試験で使用しました
ボクはP-958を実際に使用し、無事に合格することができました
工具としての完成度が非常に高く、操作性も抜群です
特に「のの字曲げ」もスムーズにできる点が便利でした
◎ 時間に余裕ができる=見直しがしっかりできる
工具の持ち替えが減るだけで、作業スピードは体感で1.2~1.5倍ほど早くなった印象があります
そのぶん、見直しにじっくり時間が使え、焦らず試験に臨むことができました
◎ 注意点:新品は切れ味が良すぎる
P-958は新品だと非常に切れ味が鋭く、慣れていないとケーブルを切りすぎてしまうおそれがあります
ボクも最初は被覆ごと芯線まで傷をつけてしまい、練習で調整を重ねました
そのため、本番でいきなり使うのではなく、事前にしっかり練習して「力加減」をつかんでおくことが大切です

P-958は実技試験をサポートする強力な味方
ホーザンP-958 VVFストリッパーは、試験における作業効率を大きく改善してくれる優れた工具です
指定工具とあわせて持っていくことで、合格への道をさらに確かなものにしてくれるはずです
ただし、「万能=失敗しない」ではないということも忘れず、しっかり練習してから本番に臨んでいきましょう
練習時にやっておきたいこと
P-958を使いこなすには、試験前にある程度の練習が必要です
以下のような点を意識して、実際にケーブルを使った反復練習を行ってください
- VVFケーブル(1.6mm×2心)を10本以上練習用に用意
- 外装と芯線の被覆をそれぞれ剥くときの力加減を確認
- のの字曲げやリングスリーブ圧着などの流れも通しで練習
これを1〜2日繰り返すだけでも、手に馴染み、作業スピードが格段に上がると思います
よくある質問(FAQ)
Q1. P-958は試験で本当に使えますか?
→ はい、指定工具ではないものの、使用可能です
多くの受験者が実際に使用しています
Q2. メジャーが不要って本当ですか?
→ 工具本体に目盛り(スケール)が付いているため、ケーブルの長さを測る作業もスムーズです
Q3. 初心者でも使いやすいですか?
→ 慣れるまでは少し練習が必要ですが、1日使えば操作感に慣れて作業がグンと楽になります
Q4. 他のストリッパーと何が違うの?
→ P-958は「測る・切る・剥く・曲げる」が1本で完結します
他のストリッパーでは複数工具が必要な作業も、これだけでカバーできるのが魅力です
Q5. 練習用のケーブルやアイテムはどうしたらいい?
→ Amazonなどで「第二種電気工事士 練習用 ケーブルセット」が販売されています
P-958と合わせて購入しておくと効率的に練習できます
ストリッパー選びで迷っている方へ
工具選びは「自分の手に合うかどうか」がとても大切です
試験で確実に力を発揮するためには、以下のポイントで選びましょう
- 作業スピードを上げたい → P-958のような多機能タイプ
- 軽さ・扱いやすさを重視 → 樹脂製グリップの軽量タイプ
- コスパ重視 → 汎用品+練習時間の確保
ボクのおすすめは、やはりP-958+練習で慣れること
それだけで試験本番の安心感が違います

技能試験の工具選びは、合格のカギを握る大事なポイントです!
自分の手になじむ相棒を見つけて、作業に集中できる環境を整えてください
P-958みたいに、ちょっとした工夫で合格に近づけることもあります!
いつも応援しています。
がんばってください!