電工二種の試験料はいくら?受験料と支払いの流れをわかりやすく紹介

目次
試験前に知っておきたいポイント
国家資格を受けるとなると、費用面も気になりますよね
この記事では、「第二種電気工事士」試験に必要な受験料と支払い方法と、気をつけたいポイントまで、初めての方でも安心できるように解説します
- 第二種電気工事士試験の受験料(2025年/令和7年度版)
- 支払い方法の手順と注意点
- キャンセル・返金はできる?
- 学科試験免除の条件と拡大ポイント
- よくある受験者の疑問もまるごと解決!
受験料はいくら?(2025年度版)
第二種電気工事士の試験は、「学科試験」と「技能試験」がセットになっています
そのため、どちらか片方だけを申し込むことはできません
💡 学科試験が免除されている場合でも、受験料の割引はないようです
「技能試験のみの申込」は制度上できないため、一律で9,300円が必要になります
✅ 受験料の内訳
項目 | 金額 |
---|---|
試験料(非課税) | 9,300円 |
事務手数料(システム利用料等) | 数百円〜(支払い方法により異なる) |
💡 合計:約9,300円〜9,500円程度になります
(支払い方法により差があります)
費用には「学科試験」と「技能試験」の両方の受験が含まれており、どちらか不合格でも再申込が必要となります
学科試験にすでに合格している場合は、次回または次々回の試験において学科免除の申請をすることで、技能試験のみの受験が可能です
(ただし受験料は一律で必要となります)
支払い方法と手順
受験料の支払いは、インターネット申込の際に同時に行います
現在は紙の申込書は廃止され、すべての受験者がオンラインから申込を行う形になっています
🧾 利用可能な支払い方法(2025年現在)
支払い方法 | 備考 |
---|---|
クレジットカード | 手数料が少なめ。おすすめ |
コンビニ払い | セブン・ローソン・ファミマなど対応。支払い期限に注意 |
ペイジー | 対応金融機関で支払い可能 |
スマホ決済(PayPay等) | 年によって対応の有無あり。事前に確認を |
支払い完了後、申込が正式に受理されます
期限までに支払いが確認できないと、申込自体が無効になりますので注意しましょう
学科試験免除対象者
以下の条件に該当する受験者は、申請により学科試験が免除されていました
✅ 学科免除の主な対象者
- 前回の第二種電気工事士試験の「学科試験」に合格している方(技能試験不合格者)令和6年12月の法改正以前の場合です
- 学校教育法に基づく工業高校・高等専門学校などで、所定の電気工学科目を修了・修了見込みのある方
- 電気主任技術者免状の保有者
- その他、厚生労働大臣の定める講習等を修了した方
📝 上記の免除を受けるには「学科試験免除申請書」の提出が必要す
合格証書または修了証明書等の写しの添付も求められます
⚠ 注意事項(学科免除申請を忘れずに)
学科試験免除の対象者であっても、自動的に免除にはなりません
- 学科試験免除の権利を持っている方が申請せずに通常の申込を行うと、学科試験からの受験となります
- その場合、万が一学科試験で不合格になると、技能試験は受験できません
申請の有無が試験全体の流れに影響しますので、該当者は必ず「免除申請書」を提出してください
学科試験免除の制度と変更点(令和6年改正)
2024年12月20日、電気工事士法施行令の一部改正により、学科試験免除の適用範囲が拡大されています
これまでは「次回の試験」に限り学科試験が免除されていましたが、2025年度以降は、次回および次々回の試験まで免除可能となっています
✅ 免除の適用タイミング(例)
合格年度・回 | 免除適用先 |
---|---|
令和6年度上期学科合格者 | 令和6年度下期、令和7年度上期まで免除OK |
令和6年度下期学科合格者 | 令和7年度上期、令和7年度下期まで免除OK |
📝 免除には「申請」が必要です
合格者には試験センターより案内があります
詳細は 試験センター公式ページ をご確認ください
キャンセル・返金はできる?
基本的に、申込完了後のキャンセルや返金はできません
一度支払った受験料は、理由のいかんを問わず返金されないことになっています
(公式規定)
例外的に、以下のようなケースで問い合わせを行うことは可能のようです
- 重大な天災や事故による試験中止
- 試験センター側のトラブルによる受験不可
いずれにせよ個別対応であり、原則として返金不可と考えておいた方がいいと思います
よくある質問(FAQ)
Q. 誰でも受験できますか?
A. 年齢・学歴・経験などの制限はなく、どなたでも受験可能です
Q. 遅刻したら受験できますか?
A. できません
試験開始後は一切の入室が認められませんので、
時間に余裕をもって会場に向かってください
Q. CBT方式と筆記方式の違いは?
A. CBT方式はコンピュータを使用した試験方式で、全国の指定会場で受験します
筆記方式はマークシート方式の試験です
会場と時間は指定されます
Q. 受験票や証明書を忘れたら?
A. 原則、受験できません
必ず事前に持ち物チェックを行いましょう
Q. 顔写真付き証明書がないときは?
A. 受験できないです
試験日までに顔写真付きの公的証明書をご用意ください
まとめ
- 第二種電気工事士の受験料は9,300円(非課税)+事務手数料
- 支払い方法はクレカ、コンビニ、ペイジーなどが利用可能
- 学科試験の免除は次回・次々回まで有効(要申請)
- 支払い後のキャンセルや返金は不可
- よくある疑問は事前に公式FAQをチェック!
早めの申込と確実な準備で、安心して試験に臨みましょう!

申し込みは「期日厳守!」
余裕を持って、しっかり準備しておけば安心ですね!
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